楠かつのり 氏と沖長ルミ子氏が審査した結果、岡山大会本大会出場者16名が選ばれました。
様々なスタイルの朗読を鑑賞できて、充実した楽しい時間を過ごせました。
他県を知らないので正しくはわかりませんが、
岡山県の「詩のボクシング」は、本当に層が厚いなあと思いました。
(高校野球漫画で地方大会が充実しているのと似ています。)
それから、朗読以外に楽しみなのは、朗読後の講評で楠かつのり氏と朗読者の対話です。
楠さんは、必ず揺さぶりを朗読者に仕掛けてきます。
虚を突くようなことを聞いたり、ワザと怒らせるようなことを言ったりして相手を挑発します。
(もちろん、それは悪意からではありません。むしろ、朗読者の魅力を引き出すためだと思います。)
そうすることで、朗読者の朗読モードではない顔を引き出そうとします。
バロウズ のいうところのネイキッドな本当の姿、むき出しのリアル、生々しいリアルなどです。
ただし、グロテスクな露悪趣味を追求しているわけではありません。
というわけで、「詩のボクシング」のもう一つの楽しみ、
楠かつのり氏と朗読者とのやり取りが、予選大会では見ることができました!